2024年3/20植え付け
3/20ジャガイモの植え付けをしました。
耕耘機が来てから耕すのが楽になりました。鍬でやっていたら1時間以上はかかるしへとへとになります。
2万円の処分品になっていたのはラッキーでした。まぁ家庭菜園にはすぎた機械というか、元を取るのが大変なんじゃないかと思ってしまいますね。
それでも、ジャガイモはコスパがいいので、ちゃんと消費さえできれば元を取ることもできると思います。
今年は無料の米ぬかだけで、肥料を入れずに栽培してみました。
米ぬかはそうか病を防ぐ効果もあり、ちゃんとすき込んで分解させてやればバランスの良い肥料だと思います。
ただ、今回(というか毎回)は面倒なので米ぬかを混ぜると同時に耕耘、そのまま播種しました。
ジャガイモは分解・発酵・窒素飢餓なんて大丈夫だと思っています。しばらくは種から栄養を取るだろうし、いい感じのタイミングで米ぬかが分解され、肥効が出てくるのでは?コスパ最強ですね。まぁただの願望です。
今年植えた品種は、男爵・キタアカリ・アンデスレッド・シャドークイーン・メークイーン・トウヤです。
昨年のイモを使っているので種代・肥料代も無料です。
品種について
アンデスレッド
アンデスレッドは、南米アンデスが原産のじゃがいもで、別名を「ネオデリシャス」や「レッドアンデス」とも呼ばれます。男爵薯に似た丸くこぶしのような形をしており、表皮は薄い赤色ですが中身は鮮やかな黄色で粉質の果肉が特徴です。ホクホク食感で甘みがあり、煮崩れしやすいので、ポテトサラダやコロッケ、じゃがバターなどに適しています。栄養素としては、ベータカロテンやビタミンCを豊富に含んでいます。
僕的に一番の特徴は休眠期間の短さです。アンデスレッドの休眠期間は60日で、春植えの種を秋に植えることもでき生産性がめちゃくちゃに高いです。メークイーンも休眠期間が60日といわれていますが、アンデスレッドの方が早いと僕は感じています。
シャドークイーン
シャドークイーンは、北海道で開発された紫色のジャガイモの品種で、2006年に登場しました。キタムラサキを改良して作られており、皮が黒紫で中身が赤紫の色鮮やかなのが特徴です。
一般的なジャガイモと見た目の色が異なるだけでなく、食感にも違いがあり、じゃがいもとさつまいもの間のような食感です。味はじゃがいもと大きく変わりませんので、通常のじゃがいもと同じように調理することができます。
しっとりしているけど、外はカリっと焼きあげることもできて、かなり好きな食感のジャガイモです。
見た目も面白いし、アントシアニンも豊富で健康にもいい。高価な種芋でしたが、大量生産できるように少しずつ増やしています。
ただし、皮も中身も完全に紫なので、緑化に気づけないことがデメリットです。長期間置いて気づかず食べてしまうと…気を付けましょう。
4月に入り、除草・土寄せ
浅く植えたので、4月に入り土寄せをしました。
深く植えれば必要ないのですが、浅く植えた場合、これをしないと成長したイモが地面に出てしまうので必須です。
同時に、芽かきも行い、芽の本数を4本程度に調整しました。まぁあんまり効果を感じたことはありませんが、これをやると大きなイモができると言われています。
2024年6/15 収穫
何度か試し掘りしつつ食べていましたが、6/15に本収穫をしました。
肥料をやっていないからだと思いますが、小ぶりのものが多かったです。まぁ家庭菜園のイモなので小ぶりでも全然いいんですけどね。むしろ無肥料でよくここまで育ったと思います。
合計収量は65㎏になりました。種芋は10㎏くらい植えたでしょうか?充分な収量です。来年は鶏糞は適宜撒いて栽培しようかと思います。
反省としては3月下旬に植えましたが、2月下旬に植えて早めに収穫することで、後作のネギも早く植えられると思います。今年からネギの畝間に落花生を蒔いて、秋まで土寄せしないという栽培を試してみようかと思います。
まぁ今年は既にネギがポットで植えてほしそうにしており、今から落花生を蒔いても成長が間に合わなそうですが…
作業が楽になりそうで期待しています。
経費・節約計算:節約金額は6500円
僕は節約のために家庭菜園をやっています。従って、楽しく作って損しましたでは意味がありません。
毎度その作物の経費や収穫量から節約になるであろう金額を計算して年間でいくらの節約になったかを書いていきます。
収穫量
種芋 15㎏
子芋 15㎏
良芋 35㎏
計65㎏ 1㎏あたり100円の価値と試算
合計:6500円
経費
肥料代 0円
種代 0円
人件費 0円
燃料費 0円
計:50円
総計
+6450円
ジャガイモは家庭菜園で作るのに最も生産性の高い植物ですね。主食にもできるので、米の高騰対策、インフレ対策にも効果的です。
夏ジャガは育つのか実験します
今年から夏ジャガの実験をしていく
6/15今年は、夏に植えるジャガイモというのを試してみたいと思います。
一般的にやってる人も見ないのですが、夏にジャガイモが採れれば秋まで保存が効きますし(春ジャガもまぁ食べられるけど…ぶよぶよになっちゃうんですよね)、9月に植えて11月に収穫する秋ジャガは6月まで保存できます。
つまりこれができれば年間ずっとジャガイモが食べられますね。まぁ絶対に飽きますが…しかし食料自給の観点から見れば一年食べつなげる食料を確保できることは大きいと思うので、今年もし失敗しても試行錯誤していきたいと考えています。
使用したジャガイモ
秋に収穫したアンデスレッドを実験に使おうと思って取っておいたのですが、管理が悪く腐ってしまったとのことで既に捨てられていました。どうしようかと思っていたら、スーパーの見切り品売り場に芽が出たジャガイモが100円で売っていました。(誰が買うねん)
あと驚きなのですが、収穫していたら芽の生えたアンデスレッドを発見しました。
休眠期間とはいったい何だったのでしょう?現役でも芽が出ているではありませんか。地表部に出て緑化しているものではありますが、60日の休眠期間が経過したわけでは絶対にないはずです。
それに茎からも芋ができていて、さらにそのイモから芽が出ていました。
なんなのこの生物…
まぁさすがにこのイモからは収穫を期待はしていませんが、試しに植えておきます。
結果はこうご期待
畝立てをして植えておきましたので結果はこうご期待です。
どうなるでしょうね?楽しみです。
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