Youtube
はじめに
こんばんにちは。昼寝ねこです。
僕は今年の5月からセミリタイアを開始して3ヶ月が経ちました。
セミリタイアなので完全に収入がなくなったわけではなく、程々に仕事をして資産が減らないように、資産を積み立てていくようにしています。
流動資産の保有額が多いために、資産額は上がったり下がったりですが、現金資産も一定量を保有し、下落相場に備えています。
そんなセミリタイア生活では、収入が減ったことで出費を抑えることが重要なのですが、8月のお盆休み、予想外のことが起きました。給湯器が故障し、お湯がでなくなったのです。
我が家ではエコキュートを使っており、15年ほどですが、かなりもったほうだと言います。
一度故障したあとだましだまし使っていましたが、完全に動かなくなりました。
給湯器の故障って本当に大変です。冬じゃなかったからまだ良かったですが、お湯が無いとお風呂もシャワーもできないし、食器もきれいに洗えません。
また、依頼する業者によっては倍以上の費用を請求されることもわかりました。
今回は僕が取った行動から情報の大切さ、セミリタイア時のインフラの費用リスクについても考えたいと思います。
某リフォーム会社に見積もりを依頼
給湯器が壊れて最初に連絡したのは、以前に設置を頼んだリフォームの会社でした。
考えとしては、訪問してくれて融通が利くし、できるだけ早くやってくれるならちょっと金額がかかってもいいと思っていました。
対応としてはとても早く、その日に見積もりを出してもらい、点検調査の日程を設定してくれました。
しかし見積もりの金額は80万円となっていて、さすがに高すぎだろうと検索すると、ネットでは工事費込みで40~50万円が相場になっていました。
なぜこんなに高額になるのか…リフォーム会社の話では、見積もり後、メーカーに発注するため危機の代金が高くなってしまうとのことでした。
確かに見積書を見てみると、機器の単価が94万円になっておりメーカーの希望小売価格と同じような金額でした。
でも、希望小売価格で仕入れる業者なんてあるんでしょうか?疑っても仕方ないですが。
費用としては本体が94万1000円、足のカバーが1万1000円、工事費が22万74000円、運送費が4万2000円、処分費が3万7500円、謎の諸経費が4万6035円
合計130万4935円になっており、そこから内訳も書いていない値引きが58万4935円、契約金額が79万2000円となっていました。
本体もですが、工事費が高すぎませんか?諸経費っていうのも一律で15%加算されているようで意味が解りません。
ちなみに勧められた製品は長府製作所のEHP-3704AZという製品で、スリムタイプでした。
別にデメリットがないならスリムでもいいのですが、普通に考えてそんなことないですよね?
だったらみんなスリムにするんだろうし、裏の敷地が広い我が家でスリムにした意味も謎です。
ネットでは工事費込みで40~50万円程度なのが一番の不満要因でしたが、やはり1社に任せるとわかりませんね。
あまりに高すぎてびっくりしたので、すぐその日にホームセンターに見積もりを取りに行きました。
カインズホームで相見積もり
カインズホームのリフォームも以前にお願いしたことがあって、印象は良かったのでこちらに行ってみました。
提示されたのはパナソニックのHE-S37LQSという製品でした。
容量は先ほどと同じで希望小売価格はオープン価格でわかりませんが、ネットで見ると先ほどのものと同じくらいの金額で工事費込みで出ていました。
カインズホームで頼んでもネットで書いている価格とほとんど差がありません。
また、足部カバーはついており(普通そうじゃない?)、標準工事費込み、処分費込み、謎の諸経費も運送費も取られず価格は46万8000円です。
さらにその場で補助金の申請も勧めてくれて、支払額は36万8000円でした。
細かいですが、クレジットカードでも支払え、カインズポイントも付くしね。
会社によってこれほどの差が出ることに驚き、あい見積もりの大切さを改めて感じました。
79万円が37万円ですよ?半額以下になってしまうんですよね。
また、面倒な補助金の申請書類の記入は店頭で説明されながら行ったこと、
写真は設置業者さんがやってくれたことで、手間も煩雑な工程もなかったことはありがたかったです。
ちなみに工事も早く、ほんとうにいつでもいいのでできるだけ早くお願いしますと伝えると、
見積もりから1週間で設置が完了しました。とても助かりました。
1週間の給湯器無し生活
さて、1週間で設置が終わったとはいえ、1週間の給湯器無し生活。
どうやって乗り切ったかという話になりますが、いろいろ考えました。
薪ストーブでお湯を循環させて風呂を沸かすとか、電気ケトルのお湯でなんとか過ごすとか、最終的な結論としてバケツヒーター(投げ込みヒーター)を使うことでした。
たまたま前々前職で使わなくなったものを貰って、DIYで使おうかと思っていたものを、一度使って2年くらい外に放置してあったので、大丈夫か!?と思いましたが、試してみると、200リットルのお湯を3時間程度で40℃まで沸かすことができました。
感動しましたね。シャワーも使えないしどうしようかと思っていたのに、しっかりとお風呂のお湯を確保できました。
蛇口で水を張ったのもなんだか久しぶりで、新鮮な気分でした。
バケツヒーター、本当にお勧めです。Amazonでも2000円から1万円程度で売られているので、緊急時や屋外でお湯を沸かすのにとても便利です。
ちなみに僕のものは印字が消えてしまいよく解りませんが7000円から8000円くらいのものかと思います。
職場では酸洗浄の水を加熱するのに使っていたと思いますが、僕は足湯をしようかと思って貰ったのでした。
プールの水を人が入るのにちょうどいいくらいに温めるのにもよさそうです。
給湯省エネ2024事業
さて今回つかった補助金ですが、給湯省エネ2024事業というもので、今年新設された補助金になります。サイドFIRE後のお仕事としてコラムを書かせてもらっているのですが、その中でこの補助金についても書いたことがあります。実際に自分が使うことになるとは思わなかったですね。
僕が使った時点、8月15日で予算到達率が51%、現在は56%なのでまだまだ使えます。
一定の条件がありますが、エアコンなどにも使える子育てエコホーム支援事業という補助金もまだ48%なので使っていくといいと思います。
実際には子育ては関係ないので対象のリフォームを検討しているかた、エアコンの設置を考えてるかたにはお勧めですね。
この補助金のおかげで10万円も安く給湯器の設置をすることができました。
おわり
お店の人も言っていましたが、給湯器の寿命は昔に比べて短くなっているそうです。
資材の省コスト化によって、昔の給湯器より早く壊れる傾向があるとのこと。
なのでうちの給湯器は15年使いましたが、使い方にもよるが次回は8年から10年程度だろうと言っていました。
今回は安く抑えられたこともあり10年の保険にも入ることにしたので、次回の交換は10年後になると思います。
今年はIHクッキングヒーターも15年で壊れ、新調したときも同じことが書いてありましたし、
家電の寿命は10年と思った方がいいですね。
セミリタイアして収入が減った今、大きな出費を抑えることは必須要件です。
しかし、インフラに必要な家電は壊れたら新調しないといけませんからね。
大きなところだとエアコン・給湯器・IHコンロ、その他、電子レンジ・炊飯器・電気ケトル・テレビ・PCなど生活に必要な家電も5から10年で壊れることを想定したほうがいいと思います。
出費の事もよく考えたうえでセミリタイアもしくはアーリーリタイアの資産を設定したほうがいいですね。
このチャンネルでは引き続き、セミリタイアのリアルな出来事をお伝えしていきます。
この動画が役に立ったと思っていただけたら、ぜひ高評価・チャンネル登録よろしくお願いいたします。
今後も宜しければお付き合いください。ありがとうございました。
コメント