田舎で暮らすことのデメリット-不便編-
皆さんこんにちは。昼寝ねこです。 僕は比較的、田舎のほうに住んでいるのですが、皆さんの中にも退職後やセミリタイアで田舎に住みたいと考えている人も多いんじゃないでしょうか? 僕は昨年、サラリーマンを辞めてセミリタイアを始めたのですが、 それまでは他の所で仕事をしていたり、忙しくて家にいなかったりと、 あまり家の周りのことに無頓着でした。 セミリタイアを始めたことで時間ができたので、仕事の合間にDIYで家の改善をしたり こうして動画を作ったりしているのですが、 今まで気にならなかった田舎の問題点が気になるようになってきました。 田舎は土地も安いし、市街に比べれば静かで、自由度が高いのが良いところですが、 反面、留意しておかないと思ったのと違い、後悔することになります。 今回は、田舎に住むことのデメリットについてよく周囲から耳にすることや、 僕の圧倒的主観で嫌なことを動画にしてみようと思います。 このチャンネルではサラリーマンを辞めてのんびりセミリタイア生活をしている昼寝ねこが 昼寝王国を作るためDIYをしたり、生活のために財テクをしたりする様子をリアルにお届けします。 宜しければ高評価・チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
交通の不便さ
田舎に住むと大変なことでまず思いつくのは交通の不便さです。都市では当たり前のように公共交通機関が整っていますが、田舎ではバスの本数が少なく、車がないと買い物一つでも大変です。
電車も30分に1本、1時間に1本というのは当たり前で、もっと過疎地になるとさらに本数が減ると思います。
公共交通機関が不便だと、通勤や通学、買い物、医療機関への移動など、日常的な移動が大きな負担になります。
医療機関や専門的なサービスが遠いことは、急病や事故が発生した際に対応が遅れる可能性があります。
最近僕が困ったのは、仕事を辞めてハローワークの手続きを何度もしないといけなかったんですが、1時間半かけてハローワークのある市まで行かなければならなかったことですね。
また、公共交通機関に依存する人々にとっては、移動が制限され、生活の質が低下することもあります。例えば体が衰えてくる高齢者や車の運転ができない人ほどインフラの整った都市部に住んだほうがいいなぁと思うこともあります。
車が必須であることは、維持費がかかるということでもあります。僕はセミリタイアをするタイミングで維持費に耐えられなかったため、車を売却しましたが、移動が困難になるため維持費の安いバイクを購入しました。
仕事の機会が少ない
田舎では求人自体が少ないため、仕事を選ぶ幅も限られています。特にアルバイトやパートタイムの仕事も限られているため、生活費を稼ぐ手段が限られていることがあります。 特に都市部ではさまざまな専門職(IT、医療、金融、法律など)の求人が豊富にありますが、田舎ではそのような職種がほとんどない場合が多いです。
僕の経験談としてIT企業やスタートアップ企業が少ないため、プログラマーやウェブデザイナーなどの仕事が見つけにくいです。大体大きな市の駅近くにありますからね。 ウェブの仕事を始めるにあたり異業種転職だったので、未経験でいきなりリモートワークって言うのも辛いですよね。多分採用も難しいと思います。
今僕は、リモートで仕事をしていますが、2年くらいは毎日通勤していました。教わることも多かったので、自分のスキルに自信がつくまではリモートは難しいと思います。 ちなみに田舎で多い求人は製造業や農業の求人になります。 僕はどちらも経験したことがありますが、過酷でした。仕事を探す必要がある人は覚えておいた方がいいと思います。
インフラの遅れ
都市部に比べてインターネットや通信インフラも、田舎ではまだ発展途上なことがあります。都会では当たり前のようにできることが、田舎では一苦労と感じることもあります。
僕の住んでいるところは超ド田舎というわけではないのでインフラの遅れを感じることはあまりないですが、インターネットのサービス圏外だったり、高速インターネットが非対応だったりということはあります。
もう少し山間部に行くと携帯電話の電波が弱いということはよくありますね。
またガス契約をする際は、割安な都市ガスはもちろん通っていませんし、水道の水圧が弱かったり、停電時に復旧に時間がかかるなんてこともよく聞く話です。
教育についても、田舎では、学校が少なく、特に高等教育機関(高校や大学)が遠くにあるため、通学に時間がかかります。中学校や小学校の選択肢も限られていることがあります。
また学習塾や課外活動が都市部ほど豊富ではなく、子供たちの教育の機会が限られていることも大きいと思います。
田舎ならではの学習もあるとは思いますが、住環境は子供の将来に影響を与えることだと認識しておく必要があります。
田舎で暮らすことのデメリット-嫌なこと編-
次に田舎に住んでいて嫌だと思うことですが、まず僕はコミュ障であるため、他人に過剰に関わる必要があるのが大きなストレスだと感じます。中にはそれをメリットと思う人もいると思うのでそこは考え方の違いだとご承知置きください。
近隣住民の過剰な干渉
田舎では、地域の人々が日常的にお互いの生活に興味を持つことが多く、特に問題や出来事があると、そのことをしつこく尋ねられることがあります。
例えば僕がDIYをしていると、知らない人から何度も話しかけられます。道から話しかけられて、そっけなく返答していても構わず質問してきたり、敷地に入ってきて、ガレージのバイクやキャンプ道具などを覗き込みまたどんどん質問してきたり。
悪気もないので、敷地に入らないでと言っても心外だという顔をするので僕も悪いことを言った気分になります。
でも知らない人が自分のプライベートを知ろうとしてくるのって恐怖ですよね?
特に、何の仕事をしているのかとか、家にいることが多いと知られていることがとても怖く感じます。
田舎では、リモートワークをしている人間が珍しいため、無職だと思うのでしょうね。そうだとしても関係のない話ですが…
このように住民が他の住民の動向に敏感なことが多く、ちょっとしたことでも気にされることがあります。これは意図的でなくても、監視されているように感じることがあります。
地域行事や風習に強制参加させられる
皆さんは「隣組み」というのをご存じですか?
「隣組み」日本の伝統的な地域社会における、近隣住民が協力して生活していくための組織や集まりを指します。
これって必要ですか?いや必要なのかもしれません。
しかし僕の住んでいる地域でのこの隣組みは過剰すぎると感じます。
現代では、家庭の形態や価値観が多様化しています。そのため、隣組みの活動に参加することを強制するのは良くないんじゃないでしょうか。
特に僕が疑問に思うのは集金です。
隣組みの誰かが入院したから5000円、亡くなったから香典、神社の維持費、自治会費ととにかくお金を持っていかれます。
自治会費はいいですよ?ゴミ集積所の維持に使っていただいて、たまに飲み会をするのに使ってもなんとも思いません。
入院費は保険でやってください。1家庭5000円も集金したら黒字になるんじゃないですか?
しかもお礼参りとか菓子折りとか出したり出されたりするのも負担だと思いますし、僕は家族が入院しても隣組みから集金したりはしませんでした。
お香典についても、知らない人ですからね。葬儀によく知らない人が来るのもお互いに迷惑なんじゃないかと感じますし、その分の香典返しや引き物を用意するのも負担じゃないかと思います。
僕はこの風習はなくなってほしいと強く思っています。
その他にも、神社の清掃や清掃活動など、無駄だと思われる集まりも多く、「参加するべきだ」という空気が強く、参加しないと不義理をしたと見なされたり、「協力的でない」として村八分のような扱いをされることもあります。
無断で家に訪問される
先日、宅配ボックスを設置した動画でも言っていたのですが、うちは家の玄関の前に塀で囲まれた門があります。この門にはインターホンがついていて、来客はここを押してくれればいいんですが、なぜか門のインターホンを押さずに門の扉を開け、庭を通って玄関でインターホンをおしたり、扉を叩かれることがよくありました。
先日、進入禁止看板をつけてからはまだありませんが・・・
田舎で生活していると、しばしば「門を閉めているのに、勝手に敷地に入られる」という体験があります。門を閉めているということは、通常は「入らないでください」というサインであり、外部の人に対してプライバシーや領域を尊重してほしいという意思表示ですが、それでも平気で門を開けて入ってくることがあるのです。
知人に相談すると、この辺は土間の文化が残ってるから、敷地に入るのが普通の事だと思ってるんだよ。と言っていました。
悪気が無いのはわかりますが、プライバシーや自分の空間を尊重してほしいという気持ちが強い場合、無断で庭に入られることは非常にストレスになりますよね。
最近は物騒な世の中ですから、知り合いでもない人とは門を境に対応したいのが本音です。
廃材を回収して回っている外国人や田舎の考えが根付いている人は、僕がいると裏の菜園にまで入ってきて話しかけてきたりします。
本人に悪気がなくても、危険人物と見分けがつかないので恐怖を感じてしまいますね。
終わり
田舎で暮らすことには、自然に囲まれた静かな環境やコミュニティとのつながりといったメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
田舎での生活は静かで自然と触れ合える魅力がある一方で、利便性やプライバシー、仕事の選択肢において不便や制約が多いことがデメリットと言えるでしょう。
それでも、田舎での生活は、あなたのライフスタイルに合うのであれば、とても充実したものになることでしょう。静けさと自然、そして地域との絆を大切にする日々を送りながら、少しずつその土地に馴染んでいくことができるはずです。
僕も基本的には静かで人の少ない田舎の生活が気に入っています。あとは自分の考えに合わせ、他人との接触を調整すれば快適に過ごして行けそうです。
田舎での暮らしがあなたにとって、豊かな時間となりますように。
今回の動画は以上です。ご視聴ありがとうございました。
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